こんにちは、たかむんです。
海外旅行には行きたいですが、今はかなりの円安なので旅行先でも節約がしいられるみたいですね。
せっかく旅行するならお金のことは気にせず、自由気ままに楽しみたいですよね。
僕はたまに読書しているのですが、
2月にオードリーの東京ドームイベントに行ったこともあって、若林さんの本を読むことにしてみました。
オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームへ行ったときのブログはこちら
若林さんは過去に何冊かエッセイ本を出版しており、雑誌「ダ・ヴィンチ」では読者支持1位になったこともある方です。
今回読んでみたのは「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」です。
これは若林さんが過去に1人でキューバ旅行した時のエピソードをまとめたもので、旅行中の思い出やハプニングなどが若林さん独自の視点で面白く描かれています。
若林さんはお笑い芸人として売れていなかった時期から売れるまでの、社会に馴染む期間に悔しい思いや苦い経験をしてきており、現代の競争社会には相当な思いがあるようで、
今回のキューバ旅行も、資本主義である日本と社会主義であるキューバを比較して、競争のない環境で生きてる人はどんな顔をしてるのかを自分の目で見たかったそうです。
確かに、社会主義といっても普段の生活はなかなか想像しにくいところもありますよね。
社会主義は全て国営なので、働く人は全員が公務員ということになります。
給料もみんな同じです。
お店もあるようですが、給料の割に物価が高く普通に買い物をするのは難しいみたいです。
そのかわり、食料や日用品は配給があるようですが、実際にはあまり足りておらず、アルバイトをしたり、助け合いの中で生活しているようです。
お医者さんのような職業の方も給料が同じなので、休みの日はアルバイトをしてるそうです。
ちょっと考えられませんね。
うーん、みんな平等である方が良いのか、働いた分稼いで豊かになれる方が良いのかは人なよって分かれそう。
当然、社会主義のメリットやデメリットもあるでしょう。
旅行中はハートフルな人々との出会いがあったり、社会主義で生きる人々の姿が書かれていて、僕も一緒に旅行しているような気分でとても楽しかったです。
実際キューバに1人で旅行するなんていう行動力は僕にはないので、
キューバという地を疑似体験できたのもよかったです。
作中には若林さんが撮った写真も載っていて、その写真もよかったです。
(若林さんが撮る写真は、ぶってる写真としてネタにされたこともありますが、今回の旅行中の写真は普通によかったです。笑)
元々エッセイで書いていたものをまとめたものなので、エピソードごとにネタがあって面白いし、
中には今は亡きお父さんとのエピソードもあり、感動しました。
海外旅行に行った気分で読める「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」よかったです。
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